宅建試験の合格は一生有効ですが、宅地建物取引士として働くには宅地建物取引士証が必要です。
また、すぐに宅地建物取引士として働かなくても、せっかく合格したので取引士証は欲しいという方は資格登録や取引士証交付の申請が必要です。
この記事では、受験から取引士証を取得するまでにかかる費用の解説をしています。
受験から取引士証の取得までにかかる費用は約75,000円
条件によって必要な費用は異なりますが、実務経験の無い方が受験をして合格後1年以内に取引士証を取得するには約7.5万円です。
実際にかかった費用
項目 | 金額(円) |
宅建試験・受験料 | 7,000 |
登録実務講習・受講料 | 22,000 |
資格登録・手数料 | 37,000 |
取引士証交付申請・手数料 | 4,500 |
証明書(住民票等) | 900 |
証明写真 | 2,420 |
郵送料 | 1,492 |
合計 | 75,312 |
登録実務講習の受講料は、実施機関によって異なります。
証明写真、郵送料は利用条件により異なります。
実務経験が2年以上あれば約53,000円
実務経験が2年以上ある方は登録実務講習が不要なので、約5.3万円です。
合格後1年を超えるとプラス12,000円
合格後1年を超えて宅地建物取引士証の交付申請をする場合には法定講習の受講が必要です。
受講料12,000円がかかります。
費用まとめ
- 実務経験なし(合格後1年以内) … 約75,000円
- 実務経験なし(合格後1年超) … 約87,000円
- 実務経験2年以上(合格後1年以内) … 約53,000円
- 実務経験2年以上(合格後1年超) … 約65,000円
更新手数料は16,500円
宅地建物取引士証の有効期限は5年です。
5年ごとに法定講習を受講し新しい取引士証の交付を受けます。
法定講習受講料12,000円+取引士証交付手数料4,500円が必要です。
宅建試験合格後の流れについては次の記事で紹介しています。