2020年7月からマイナポイントの申込がスタートします。
申込では利用する決済サービスを1つ選択します。
申込対象は電子マネー・QRコード・クレジットカード・プリペイドカード・デビットカード等ですが、全ての決済サービスが利用できる訳ではありません。
この記事では、決済サービスを選ぶポイントと注意点について解説しています。
選択できる決済サービス
選択できる決済サービスの一部です。
前払は、チャージが対象となります。
購入は、買い物などの支払いが対象です。
PayPayのように、前払いと購入を選べる決済サービスもあります。
サービス | 種類 | 利用方法 | ポイント付与 |
---|---|---|---|
Suica | 電子マネー | 前払 | 翌月 |
WAON | 電子マネー | 前払 | 翌月 |
nanaco | 電子マネー | 前払 | 3日後 |
PayPay | QRコード | 前払 購入 | 同時 30日後 |
楽天ペイ | QRコード | 購入 | 翌々月 |
メルペイ | QRコード | 購入 | 翌日 |
楽天カード | クレジットカード | 購入 | 2万円到達 月の翌々月 |
イオンカード | クレジットカード | 購入 | 翌月 |
ポイント付与のタイミングは各決済事業者によって詳細なルールがありますが、上表ではおおよその簡単な表記としています。
詳細は各決済事業者のHP等でご確認ください。
現在選択できる決済サービス一覧は「マイナポイント事務局」HPから確認できます。
「マイナポイント事務局ホームページ」決済サービス一覧・リンク
決済サービスの選び方
マイナポイントで選択できる決済サービスは1つです。
決済サービスの変更はできないので慎重に選ぶ必要があります。
決済サービスによってマイナポイント付与の内容が異なるので注意が必要です。
日常的に利用している
マイナポイントの付与率は25%で上限額が5,000円です。
まずは、20,000円分使える決済サービスを選ぶことが大事です。
利用期間は2020年9月~2021年3月迄なので使いやすいとは思いますが、特定の店舗でしか使わない決済サービスを選択すると使いきれない可能性もあります。
また、決済サービスによっては付与されるポイントに有効期限があります。
ポイントをもらうための買い物や、もらったポイントを使うための買い物はもったいないです。
期間内に20,000円分利用できる決済サービスでかつ受け取ったポイントも有効に利用できるサービスを選びましょう。
マイナポイント対象になっていれば、日常的に利用している決済サービスを選択することをオススメします。
付与ポイントの内容を確認
付与されるポイントの内容も決済サービスごとに異なります。
付与されたポイントをそのまま残高として利用できるものや、ポイント交換が必要なものもあります。
QRコードや電子マネーは残高として利用できるものが多いです。
クレジットカードはポイント交換が必要なものが多いです。
交換が必要なポイントは有効期限内に忘れずに交換しましょう。
キャンペーン情報
マイナポイントの申込をするとキャンペーンポイントがもらえる決済サービスもあります。
自分が利用しやすい決済サービスがあればキャンペーンを行っているものから選んでみるのも良いかもしれません。
マイナポイントは通常20,000円で25,000円分の利用ができます。
キャンペーンと合わせると20,000円で27,000円分の利用ができる決済サービス(例:WAON)もあります。
サービス | 対象期間 | 条件 | 内容 |
---|---|---|---|
WAON | 2020年9月1日~ 2021年3月31日 | マイナポイント申込 +チャージ | チャージの10% (上限2,000P) |
ゆうちょPay | 2020年7月1日~ 2021年3月31日 | マイナポイント申込のみ | 1,500P付与 |
Suica | 2020年7月1日~ 2021年3月31日 | マイナポイント申込のみ | 1,000P付与 |
au Pay | 2020年9月1日~ 2021年3月31日 | マイナポイント申込 +チャージ | チャージの5% (上限1,000P) |
メルペイ | 2020年9月1日~ 2021年3月31日 | マイナポイント申込 +購入 | 購入の5% (上限1,000P) |
上表は一例であり、実施されているすべてのキャンペーン及び条件を表示している訳ではありません。
詳細は各決済事業者のHP等でご確認ください。
利用方法
決済サービスの利用方法には前払と購入があります。
電子マネーやプリペイドカードは前払ですが、QRコードやクレジットカードは購入です。
PayPayやd払いのように、前払と購入を選べる決済サービスもあります。
前払には最初に20,000円チャージしてしまえば上限を気にしなくて良いというメリットがあります。
購入には、付与ポイントを再利用すれば実質還元率が高くなるというメリットがあります。
どちらもメリット・デメリットがあるので、自分に合う利用方法を選んだほうが良いでしょう。
利用方法 | 使い方例 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
前払 | 1度で20,000円チャージ | 利用するタイミングを 考える必要がない | まとまったお金が必要 |
購入 | 付与ポイント再利用 | 実質還元率が高くなる | 上限額の利用を 確認するのが面倒 |
マイナポイントの申込については前の記事で紹介しています。